皆さん、こんにちは!!西村きわです。
本の最初や最後に「まえがき」とか「あとがき」とかで作者によるごあいさつ的な文章がありますが、小説に限っていうと圧倒的に「まえがき」より「あとがき」のが多い気がします。(もちろんどちらもないが一番多いとは思いますが)
なんでだろうと推測してみたのですが恐らく先入観なしに作品読んでもらって、作品を読み終えた後に作品の内容を踏まえて補足するような内容にしたいことが多いからかなと勝手に思ったりしています。
対して舞台では「ごあいさつ」という文章がパンフレットに印刷されてて開演前に読める形式が一般的です。
小説と違って先に読ませる形なのは終演後に文章を配布するのが手間がかかるからっていう単純な理由なのかもしれませんが、先に読ませるからこそ作品の内容に深く触れずにちょっとかすっただけのあんまり関係ない内容だったり、すごく抽象化されて一見関係ないように見える内容だったりで小説のあとがきとはまた違った趣きがあって僕は好きです。
↓今日この舞台のごあいさつを読んでこの文章を書きたくなりました
ちなみに人生で初めて読んだ「ごあいさつ」の文章は大学に入学する時に観た劇団新生の新歓公演で演出をやっていた酒井アンナさんの文章でした。僕は記憶力がザルなので文章の内容は全く覚えてないのですがとても良い文章でめちゃめちゃ印象に残ってたのだけ覚えてます。
自分が演出をやった時は本編の演出以上にどんな「ごあいさつ」を書くかに心血を注いでいた気がします。。
本日はオチのない文章にお付き合いいただき誠にありがとうございます。
以上をもちましてごあいさつに代えさせていただきます。
ではでは!