代表です!
後説もこれでラスト!
三本の柱
です!これが一番やりたかった!出てないけど。笑
とにかく頭が悪い。
三本の柱を三人で二本ずつ持ってこい、というIQテストに立ち向かうアホ三人の話。
よくもまあ、これを何百年も語り継いだもんだ。
天晴れ!
講談師は賀久泰嗣
棒縛で遊んで、ここで真面目にと思っただろうが、完全に三人に食われた。笑
主人は輝虎を演じた村上大輔
主人の全役を僕がやってもよかったんだけど、演出もあるし、コロナ対策でもあるので。
稽古場でもいるいらないで紛糾した、おぎやはぎのシーン。ウケるウケないではなく漫才の名乗りと同じ効果だと伝えたかっただけです。
太郎、次郎、三郎を加藤、鞍本、森本の三人の女性陣に。
全ての演目で太郎、次郎の服は共通色にしてある。したがって三郎はこの三本の柱のみ。
実はなかなか配役が決まらなかったのがこの三本の柱。講談師だけじゃ嫌だという加藤奈々他、やりたがりがいっぱいいて困った。
ダチョウ倶楽部のシーン。原文からもそう読み取れる箇所がある。というか、狂言では他の作品でもこのやり取りよくある。
練習してるのをみてると僕たちは何がしたいのだろうと哲学してしまう。
持てる!!!!
柱のサイズをどうするか?結構悩んだ。男がやってたらそれなりの大きさじゃないと面白くなくなるもの。
三人とも持てたら喜んで踊っちゃう。
なんなの?この人たちって思うし、踊って疲れてしまう。本当、なんなのこれ?って思う。
そして奇跡的に?三角形に置く。そしてIQ問題に気づくのだ。
この辺りは流石に講談師が解説してくれる。本来、解説など無くても狂言としては成立してるのだが、解説があることでの面白さ、理想論ではあるけど、一人もお客様を置いていかないぞ!という気持ちで僕たちはやってます。
で、歌っちゃう。
三本の柱/三本の柱/
取りに来た僕ら/取りに来た僕ら/
建築業の社長の主人/馬鹿な俺らに問題提起/
三本の柱を三人で/三本の柱を二本ずつ/
儲けた金で新しい倉庫/
これで建てるゼ!さあhere we go‼︎
三本の柱/取りに来た僕ら/
三本の柱/取りに来た僕ら/…
講談師も歌っちゃう
んで、主人に怒られる。
後説なのか?これ?
ちなみに千秋楽はみんなでyeahとか言いながらセットと幕の間を利用して出てくる。意味はない。笑
作品を作っている時に、愛知で物議を醸したナミモノガタリのあれが起きて、HIPHOPすると必然的に社会問題を掘り起こすことになるけどどうする?とメンバーで話し合う。笑
試験管ベビーを観に来てくれたお客様のように、ルールを守って楽しんでくれれば、あんな事にならなかったのにね。
さて、皆さん、本当にありがとうございました。
歌舞伎、狂言、楽しくなってしまって、シリーズとしても三作品目になりました。
台本が書けなくなることはないですが、もし書けなくなっても、このシリーズができたおかげで僕は一生、演劇やれる気がします。
ではまた!