みなさんこんにちは!西村きわです。
突然ですが東京ミステリーサーカス(TMC)ってご存知ですか?!
TMCは新宿の歌舞伎町にある様々な物語体験ができる謎解きなどを中心とした体験型イベントのテーマパークです。
そのTMCで3年くらい前に開催されていた「歌舞伎町探偵セブン」というリアル捜査ゲームに参加したことがあるのですが今日はその話をしたいと思います。
さて歌舞伎町探偵セブンはリアル捜査ゲームと銘打たれていますが、ざっくりいうと参加者は探偵という役になって歌舞伎町の街を実際に歩き、キャバクラやホストクラブや雑居ビルの中にある怪しげなバーやカジノなどに潜入し、そこにいる登場人物(役者さん)に聞き込みを行い、事件の捜査を行なって解決するというゲームです。
これ、何が凄いのかというと没入感が半端ないです。
舞台が実際の街やビルなので現実と物語の境がないですし、登場人物の役者さんもみんな上手くてこちらの色んな問いかけに対して登場人物として自然に返してくれます。
こちらの台詞が決まっているわけでもないので本当にアドリブでうまく返してくれます。
キャバクラやホストクラブもイベント用の偽物ではなくてリアルに営業している店舗の中に飛び込んでいく感じなので臨場感がすごいです。
(結果、人生初のキャバクラ体験が歌舞伎町になりました)
で、このイベントのすごいのが一斉スタートではなく年中、いつでも開催していたことです。
自分の都合の良いタイミングで参加できるので参加しやすいし、他の参加者とタイミングが被りにくいので色んな店舗への潜入が必然的に1人になるのでドキドキ感がすごく増します。
歌舞伎町の怪しげな色んな雑居ビルに1人で入っていくなんて体験はこれから先、二度とないかもしれません。
それだけの期間、結構な数の役者さんをずっと確保していたわけでとても贅沢なイベントでした。
(後から聞いた裏話では採算は全然取れなかったそうですが。。)
客席からただ舞台を眺めるのではなく、自分も物語の登場人物になってリアルな世界の中で登場人物たちと物語を進めていくこの歌舞伎町探偵セブンは参加型演劇としてものすごく面白いコンテンツでした!
演劇の幅や可能性はまだまだたくさんあるし、演劇ってやっぱりいいな!ってすごく思いました。
暑い日々が続きますが皆様、体調に気をつけて日々を過ごしていただければと思います。
最後に暑いにちなんで(自作の)溶ける謎を置いておきます!
ではでは!