試験管ベビーの稽古場日記

試験管ベビーのメンバーが稽古場の様子や自分の日常をご紹介。

“試験管ベビーの稽古場日記”

最近ミタもの達 の噺

こんにちはこんばんはおはようございます。

どの時間にこの記事をご覧いただいておりますか?

羽多野卓でございます。

 

いやぁ、春ですね。

春眠は暁を覚えますか?

大丈夫ですか?

お布団とお友達になってませんか?

私はお布団と大親友です。

出来れば一生包まって居たいのですが、

そんなことも言ってられませんのでね、

必死に日々を過ごしております。

 

さて、表題の件。

見る、観る、視る。

4月になり、我々の数少ない公演の合間の

割とゆるーい時間。

ここぞとばかりに色んなものをインプットしてます。

先ずは「見る」。

いや、正確には「読む」なんですけどね。

相変わらず読書してます。

公演中は月1冊ぐらいのペースだったんですが、

この時期は割と読書に割ける時間も増えますのでね、既に今月は2冊読んでます。

その中で今回オススメしたいのはこちら。

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トークの教室/藤井 青銅 著』

 

トークの教室: 「面白いトーク」はどのように生まれるのか (河出新書) https://amzn.asia/d/0NjovP4

 

放送作家として数々の芸人やタレント、アイドルと番組を作り、昨今では「オードリーのオールナイトニッポン」などの放送作家を勤められた藤井青銅さんの面白いトークってなんだろう?を紐解いた1冊。

何度となく書かれているの「無理をしない」「飾らない」という事。

そして、その中でも私の心に響いたのは

『ニン』にあったトークをしよう

という言葉。

元々は歌舞伎役者に対して「この芝居は彼のニンにあっている」だとか落語家に「この噺は彼のニンにあってるね」というニュアンスで使われるそうで。

つまりは、その人の年齢や性別、話し方や雰囲気にあっているか、という事。

これって、我々役者も一緒なんですよね。

どれだけ上手い役者でも、年齢や性別の壁を乗り越えるのは難しいんですよね。

例えば、私。

私が会社の中でうだつの上がらない係長、

みたいな役は出来るかもしれませんが、

イケメン新入社員、

とかはどう足掻いても無理ですよね?

イケメンでもないし、

新入社員なんて歳でもないわけですよ。

そういう、ある種ルッキズムのようなものを全ひっくるめての「ニン」なのだと。

いやぁ、読書って面白い。

 

熱く語り過ぎましたね。

次、『観る』。

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ゲキ×シネ

『劇団新感線/天號星』

映画で演劇を見る。

ゲキシネ作品。

スクリーンで爆音で繰り広げられる演劇。

いやぁもう最高ですよね。

実はね、私大好きなんです。

新感線。

殺陣も、

ダンスも、

歌も、

本当は全部やりたいんですよ。

欲張りですから。

でも人の身体には限界がありますし、

分身も出来ませんから、

なかなかそちらの方面には

参加させていただくことも難しいんですが、

いつか出てみたいですね、

オールジャンルエンタメなお芝居。

本作も大変見所しかない作品でしたから。

粟根まことさん大好きなんですよ。

あと、吉田メタルさん。

勿論古田新太さんも早乙女太一さんも素晴らしい役者さんですし、

高田聖子さんは大好きな女優さんですし。

なんと言っても今年はゲキシネ20周年。

過去に上映されたゲキシネ作品のリバイバル上映もありますから。

今年はゲキシネする機会が増えそうです。

 

最後に、視る。

この時期はもう

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桜ですよね。

今年も例年通り1人花見してました。

そろそろ葉桜も増えてきましたね。

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夏の足音が少しずつ近づいてきました。

その前に梅雨との闘いもあるのですが……

まぁそこは置いておきましょう。

季節の移ろい。

今年も楽しんで行きましょう。

 

今回は少し長くなってしまいましたね。

この辺りにしておきましょうか。

また次の記事でお会いしましょう。

羽多野卓でした。