試験管ベビーの稽古場日記

試験管ベビーのメンバーが稽古場の様子や自分の日常をご紹介。

“試験管ベビーの稽古場日記”

終演致して候。

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ご来場いただいた方、応援してくれた方、ありがとうございました。

代表です。

中身については後説で詳しくやります。

 

今回は何より現状、最も大きくなった第五波を乗り越えての公演となりました。

どの団体も中止や延期を選択せざるを得ない状況は新型コロナウィルス初期の脅威と恐怖感があったと思います。

緊急事態宣言が出るとまず稽古時間も限られます。自前の稽古場を持っていても社会的な制約や同調圧力もあります。

そんな中、メンバーがついてきてくれたことが何より成功の最大要因の一つです。

我々は好きでやってるだけですが、どれだけ好きか、どれだけ覚悟を持っているか、見えてしまうのはこのコロナ禍特有のものだと思います。

公演するだけで感謝の言葉をいただいたりしますが、お客様あっての試験管ベビーです。お客様の覚悟、演劇への愛があっての公演です。

ありがとうございます。

これからもよろしくお願いします。

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この公演は予定していたスケジュールとは違うものでした。しかし、色々あって公演を決意しました。

 

小さな劇場はそれだけで感染の不安が付き纏うもの。大きな文化小劇場より小さな劇場に行くことを躊躇うお客様もいると思います。

 

オーナーの松井くんはこの世界で共に戦う戦友みたいなものなんで、貸し借りなど何もありませんが、

 

「公演をしてお客様を迎えること」

 

以上に劇場を助けるものはないと思ってますので公演をG/PITで行うことにしました。

 

各団体が真摯に対策して、お客様に不安を与えない努力をし続けることを切に願うとともに、劇場に活気が戻るよう願っています。

もちろん、どんなに対策しても陽性者が出てしまう可能性もあります。その時、どう責任を取り、謝罪を迅速にできるかにかかっています。

僕は無茶するつもりはないですが何かが起きた時、当たり前に自分の名前を公表するし、二度とお芝居ができなくなる覚悟はあります。

正直、こんな事はコロナ禍になる前から思ってます。みんな、そうであって欲しい。

お客様の演劇への愛や劇場に来る覚悟はそれ以上のものなのだから。

 

ご来場いただきありがとうございました!

次もその次もそのまた次も

どうぞよろしくお願いします!