試験管ベビーの稽古場日記

試験管ベビーのメンバーが稽古場の様子や自分の日常をご紹介。

“試験管ベビーの稽古場日記”

読んでください。

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代表です。

公演が延期になっておよそ2か月。

色々ありましたね。

そして新型コロナウィルスの脅威は収まったわけではないんですよね。

ですが、緊急事態宣言は解除され、学校も始まるとか。

 

僕たちの業界(小劇場界)はというと、

なんだかなんとも言えないぬるい感じです。

三月もダメとは言われなかった。延期したけど。

まあ、強制できないから。

それに劇場でクラスターは起きてないですからね。

僕らの公演は大規模なイベントには当たらないので感染防止の努力をすればどうぞ。ということみたい。

 

元々、どのような状況でも公演をする可能性を信じて動いていこうというのが試験管ベビーのあり方でした。

少なくとも状況は以前より良くなったということで公演の可能性は現実味を帯びてきました。

けして楽観視してるわけではありません。

今日現在においてまだ正式に発表はできないながらも公演を行う愛知県芸術劇場からは舞台打ち合わせの日程が郵送されてきました。

(やれってことか?)

 

ワクチンができたわけでもないし、終息宣言が出たわけでもない。

僕らが何かを背負っているわけでもないですが演劇は一度死んだと思ってます。少なくとも劇場でやるモノは。

 

死んだら生き返ればいい。

 

ただ人間は生き返ることができないのでそこはそれぞれよく考えてください、としか言えないんだよね。

でもこういうことが言えるようになってきたのは

医療従事者の方々の努力と

多くの方が自粛したからなんだと思います。

そして緊急事態宣言の解除。

 

これからは一律に行動するのではなく、

自分で考えて行動しなければいけなくる。日本人にはちょっと苦手なフェーズに移るのでしょう。

ガイドラインも日毎に変わっていくかもしれません。

 

三月の時点では何がなんだかわからず、延期しましたが今度は僕らもお客さんもお互いのリスクを考えて劇場で出会うことになります。

 

僕らが考えるガイドラインが全ての人に当てはまるわけではないのでしょう。

 

それでも公演がなきゃ始まらない。

お客様の取捨選択の中に演劇がなければ本当の意味で演劇ってヤツの死なのかもしれない。

 

正式な発表はまだですがそろそろ生き返ろうと思います。