試験管ベビーの稽古場日記

試験管ベビーのメンバーが稽古場の様子や自分の日常をご紹介。

“試験管ベビーの稽古場日記”

1日の大切さ の噺

こんにちはこんばんはおはようございます。

どの時間にこの記事をご覧いただいてますか?

羽多野卓でございます。

 

光陰矢の如しなんてことを言いますが、

本番が近づくと1週間が

本当にあっという間に過ぎ行くものですから、

季節の変わり目なんかにはとんと疎くなります。

気がついたら自販機にはホットコーヒーが売られ、

コンビニではおでんに肉まん、

先日まで半袖短パンだったあの人が、

ニットなんかを着始めちゃうから驚きです。

かく言う私も秋冬物をちょこちょこ新調しておりますが……

 

さて、表題の件。

本番が近づくと、日々に追われ

何となく1日が終わってしまう。

そんなこともよくある事で。

そんな時に思い出したい1冊がこちら。

 

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ライオンのおやつ

小川糸/著

 

若くして末期ガンで余命宣告を受けた、

女性の物語。


帯にもある通り。

いわゆる「人生の終末」を描いた1冊。

素直に言いましょう。

泣きました。

全編通して、オッサンの緩くなった涙腺を刺激しまくりでした。

オススメの泣き小説です。

 


「あなたの人生は、美味しかったのでしょう」

 


看取る側の作中の一言。

果たして、今の自分はそんな風に自分の人生を終われるだろうか。

誰かにそう認めてもらえる人生だろうか。

 


「人生にはチャンスがある」

 


そうなのだ。

人生にはチャンスがあるのだ。

そしてそれを掴むのに、気づくのに遅いということは無いのだ。

 


生きる。

余命宣告を受けて、無様にしがみつくのではなく、受け入れて、燃え尽きるその最後の一瞬まで輝き続ける事の美しさを見せられた1冊でした。

 

死を意識して、自分に与えられた1日に全て意味がある。

そう思えることの素晴らしさですよね。

 

本番まで稽古はあと6回。

悔いを残さずお客様に会えるように、

全力を尽くします!

 

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試験管ベビー 56th capsule

「令和版 仕方ないから働くか」

脚本・演出 かこまさつぐ

 


2023年11月30日(木)〜12月3日(日)

名古屋市千種文化小劇場

 

 

 

【日時】

2023年

11月30日(木) 19:30(コント公演)

↑1日限りのスペシャルな内容の公演です!

12月1日(金)19:00

12月2日(土)13:00/18:00

12月3日(日)11:00/16:00

 


●開場は開演の30分前

●上演時間は1時間45分を予定

 


【会場】

名古屋市千種文化小劇場

〒464-0858

愛知県名古屋市千種区千種3丁目6-10

 


【ご予約】

〈一般〉

●パスマーケット(事前精算)  ¥2,500

●CoRichフォーム(当日精算) ¥3,000

 


〈高校生以下〉

事前精算・当日精算どちらも ¥1,500

 


〈団体割引 ※事前精算のみ〉

5名様ご予約で  ¥10,000

●5名様×2,500円=12,500円のところ1名様分の2,500円割引で1人あたり2,000円に!

 


〈特殊音響効果参加席オプション ※事前精算のみ〉

+1,000円 

●ご希望のチケット(一般・高校生以下)をご購入の際にこのオプションチケットを一緒にご購入ください

 


〈チケット購入・ご予約方法〉

■事前精算をご希望の方

https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/027bmprt8qb31.html

 

お待ちしております!!

 

では今日はこの辺りで。

また次の記事でお会いしましょう。

羽多野卓でした。