試験管ベビーの稽古場日記

試験管ベビーのメンバーが稽古場の様子や自分の日常をご紹介。

“試験管ベビーの稽古場日記”

ミギキキあるある

みなさん、こんにちは!!西村きわです。

突然ですが僕は「ミギキキ」です。

1000人に0.5〜1人くらいの割合らしいです。

え?って思った方も多いかもしれませんが「右利き」の話ではなく「右聴き」の話です。

どういうことかというと僕は小さい頃から片耳難聴で左耳の聴力が0です。そのため聴くのは全て右耳頼りです。そういう意味での右聴きです。

片耳の聴力が0って聞くとまあまあな障がいに感じるかもしれませんが皆様が思っているよりは普通に日常生活は過ごせます。片耳難聴なこともあまり気付かれないです。(多分メンバーの中でも僕が片耳難聴なのに気付いてる人は少ないと思います。)

というわけで日常生活を送る上でめっちゃ不便なわけではないのですが、地味に不便です。そんな地味な不便さ(あるある)をいくつか紹介したいと思います。

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「音の方向がわからなくてすぐキョロキョロする」

そうなんです。片耳しか聞こえないと音の方向がわからないのです。エレベータホールでエレベータが着いた時のポーンって音がなってもどれが着いたかわからないので、電気の点灯を探してキョロキョロします。エレベータの数が多い大きなビルだと結構派手にキョロキョロします。。

視界の外から呼びかけられてもどこから呼ばれたかわからないので左右にキョロキョロ首を振って挙動不審になります。


「座る位置を確保する時に聞こえない方の端を全力で確保する」

食事とかで席につく時、聞こえない方の隣に誰か座るとそっちの人との会話が絶望的になるので、できるだけ聞こえない方の端に座るようにしてます。ですが円卓の場合はどこに座っても端にならないのでぎゃふんってなります。


「知らないうちに無視して嫌われる」

聞こえない側で見えないところから話しかけられると気づかないことが多いです。そうすると相手からは無視したと受け取られてしまいます。それが積み重なると知らないうちに嫌われることがたまにあります。
(そうなる前にそっち側が聞こえないことを伝えれば良いのですが伝えるタイミングが難しいんですよねー。。初対面で伝えるのも微妙だし、普段普通に会話できていると今さら言わなくてもってなったり。。)

中学生の時、僕に好意を持ってた隣の席の女の子に休み時間に話しかけられたんですが気付かずに無視してしまったら、大泣きされて教室が騒然とした事件を起こしてしまったことがあります。。あの時はごめんなさい。。


他にも色々あるのですが、特に多いのはこの3点です。

以上、片耳難聴あるあるでした。

なんで急にこんな話を書いたかというと、別に色んな人に個別に自分が片耳難聴なの伝えるのめんどくさいから稽古場日記でまとめて伝えようって思ったわけではけっしてありません!!(図星)