はい!代表です!
ということで後説です。
歌舞伎の演目ということなんですが元は人形浄瑠璃の作品。
近松門左衛門って知りません?
そこ解説すると長くなるのでやめときました笑
それで、
「信州川中島合戦」輝虎配膳の場
というのが正式名称。全四幕の三幕目。
生では見たことなくて、映像で拝見して、いつかやろうと思っていました。母越路は原文だと白砂という名前。いつの時代に変わったのかわかりませんが歌舞伎の世界では三婆の一人として大御所がやるポジションなんだそうです。
前半の武士たちの掛け合いのカッコ良さ!
なのに出番あれだけ笑
講談師が解説してるように、原文では○、△、□、千葉という配役。
千葉はどうやら老中っぽい位置付けのようだが出番はアレだけ笑
本人たちはとても気持ち良さそうでした。
結構、歴史好きな人には原文のままいけるんじゃないかと思います。
輝虎こと上杉謙信が後から登場しますが、本来は最初からいる設定。劇的にするための演出です。
とにかく輝虎も実綱も原文だとカッコ良くて、でも現代文に訳すとアレ?そうでもないぞ?これ、ただの悪巧みだぞ、ってなって。
またその落差がこのシリーズのいい所なので、かなり原文そのまま使いました。そもそもそんなに長い演目ではないので。
要はイヤホンガイドの煩わしさを無くして全部舞台に乗せた形です。
だから今までの歌舞伎作品の中では最も忠実かもしれない。ラスト変えたけど…
本来なら35分くらいに収めるつもりだったけど42分くらいになっちゃった。汗
それでも俳優陣の熱演を見てると削りたくなくて、狂言2本と合わせたら1時間15分になってしまい、自分たちの首を絞める結果に。
まあ、それもお客様がお得に感じてくれたなら問題ナシ!
ということで②に続く!