試験管ベビーの稽古場日記

試験管ベビーのメンバーが稽古場の様子や自分の日常をご紹介。

“試験管ベビーの稽古場日記”

童話って……な噺

こんにちはこんばんはおはようございます。

どの時間にこの記事をご覧いただいてますか?

羽多野卓です。


しばらくは告知三昧になるかと思いますが、ご容赦ください。

それだけ、皆様に見ていただきたい。

笑っていただきたい。

その一心です。

写真がチラシばかりになるといけませんので、先日食べた二郎系ラーメンでも載せておきますね。

めちゃくちゃ美味しかったです。

f:id:shikenkanbaby1999:20230530235155j:image
f:id:shikenkanbaby1999:20230530235152j:image

 

さて、表題の件。

今回の我々のお芝居。

f:id:shikenkanbaby1999:20230530235438j:image
f:id:shikenkanbaby1999:20230530235441j:image
童話、おとぎ話をモチーフ?題材?にしております。

ご存知の方も多いでしょうが、童話って意外とダークというか、ブラックというか、残酷な部分も多いですよね。

勿論、諸説はあるみたいですが。

あんまり、ほじくり返すとネタバレ的なものを踏み抜きかねませんので話の題材は選ばなければならないのですが……

例えば、我々の公演日、7/7と言えば七夕ですよね。

七夕と言えば、織姫と彦星のお話。

あれにしたって天の川が出来るまでの経緯が文献や伝承によって違いがあります。

羽衣は盗んだパターンとか、織姫が忘れていったパターンとか。

織姫が自分の意思で天へ帰るのか、父親に連れ戻されるのか、とか。

 

僕が聞いた話で好きな織姫と彦星お話は

父親に連れ戻された織姫に何とかして会いに行く彦星。

父親は彦星にある試練を与えた。

「ならば、今日1日全てを逆にして過ごしてみよ」

と。

箸を左で持ち、

美味しいものを不味いと言いながら食べ、

なんとかその日一日を終えようとした時、

父親がこう尋ねる。

「今日1日、織姫と共に過ごしどう思った」

彦星はたまらずこう答えます。

「幸せにございました」

父親はすかさず

「なに?幸せだったと?

ならば不幸せだったということだな?

そんなやつと織姫は一緒に出来ん」

と、2人の仲を引き裂いた。

(勿論この話も諸説あるうちの一つです)

 

その後は皆様もご存知の通り、

織姫の涙は天の川となり、

年に一度、会うことを許されるわけです。

 

おい、父親よ。

どんなトンチだよ。

小学生か?

小学生の

「ねぇ、パンつくったことある?」

とほぼ変わらねぇぞ?

大丈夫か?

情緒も何もあったもんじゃねえぞ。

と、まぁ割とツッコミどころが多いんですよね、

童話とかおとぎ話とか伝承って。

そんな所を面白おかしくいじり倒します。

是非、七夕から3日間、愛知県芸術劇場小ホールに遊びに来てください。

 

事前決済予約はこちらから↓↓

https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02s6uqf6sp031.html

よろしくお願いします。

 

では、今日はこの辺りで。

また次の記事で、

そして、劇場でお会いしましょう。

羽多野卓でした。