代表です!
水の枯れた女神像の噴水のある公園。
そこに張り込む残念な刑事たちの話。
①の続きです。
最初から 加藤奈々VS全員 という構図は決めていたので後は刑事たちをメンバーに合わせてカスタマイズしていく作業でした。
松岡秋音が憧れる踊る大捜査線の青島刑事ですが当の本人が知らないという事実にかなりジェネレーションギャップを感じましたが悩んでも始まらないので決めていきました。
最初は色んな有名刑事を出す予定でしたがジェネレーションギャップの件もあり、銭形警部と赤井秀一くらいにしました。
村上扮する、ミリタリーおたくの刑事は本当に偏見ですがそういうの好きな人いるだろうと。着替えた後もジーパンに白T、ドッグタグをつけています。
伊藤が演じる、あんぱんと牛乳刑事(そんな名前か知らないけど)は刑事モノやコントでよくある張り込みのあんぱんと牛乳をコートの内側にやたらめったら仕込んであるという誰でも考えられそうなのに見たことなかった衣装を小道具チームにがんばって作ってもらいました。制作途中あんぱんがカレーパンみたいな色だったのでやり直しを要求しました。牛乳はパッケージまでこだわってました。
なんだよ?そこそこおいしい牛乳って。笑
署長は設定的には踊る大捜査線のスリーアミーゴスを一人でやるイメージでした。着替えた後は指定していませんがシャーロックホームズのワトソンのような格好になってました。衣装のまつもとのどかのセンスです。
衣装で言えば赤井秀一は黒を基調としたトーンなんですが舞台映えしないので鞍本の衣装は革ジャンは黒ですがそれ以外をブルーのトーンにしています。
そういう細かいところまで気を配っています。
ランニングマンという刑事と全く関係ない運送屋の制服で現れた西村きわの衣装は阿佐川急便というロゴがついてますがお客様には見えなかったでしょう。
土下座や確保のポーズなどは刑事役のチームで話し合って考えてました。
いわゆる団体芸を作っている瞬間は劇団でしか味わえない楽しさがありました。
きっと稽古場も楽しいんだろうなー、とお客様に思ってもらえるように作ったつもりですがどうでしたかね?
ということで③に続きます。
次回はタイホされちゃうヤツらの話。