試験管ベビーの稽古場日記

試験管ベビーのメンバーが稽古場の様子や自分の日常をご紹介。

“試験管ベビーの稽古場日記”

代表の代表ぽい文

確かにまだワクチンはできていないし、重症化しない保障もない。感染者も毎日毎日増えている。一方でGO TOはやってるし、海には人がいる。暑さ対策なのか地元のパチンコ屋も一杯だ。

小劇場の公演は軒並み延期か中止だが発表会みたいなのは実は行われている。あまり宣伝せず見えるお客(身内とか友達とか)でやっているようだ。だから目当ての劇場はキャンセルもされず空きがない。不特定多数のお客を取り込む音楽関係はかなり慎重になっている。元々、音楽関係者はあまりチケットを手売りしない。売る人もいるだろうけど。

では小劇場はどうだろう。

この数年チケットノルマという悪しき習慣は消えつつある。ただ本当に悪しき習慣だったのだろうかとも思う。

劇団や作家、演出家の面白さではなく個人の自力を問うこの制度は一方で一般客との乖離を生むし、よくわからない身内ネタなんかも生まれてしまう。そもそも不特定多数を求めているのに知り合いで客席を埋めるのは違うのでは?というのが悪しき習慣が消えていく理由だ。

単純に売れないという理由もある。

単純に売れないという理由で二の足を踏んでいるのならコロナ以前の問題だから淘汰されるべきだし、死ぬ以前に生きてもいない。

試験管ベビーは毎公演1000人を超える動員がある。7月の公演も客席を絞った関係はあるが700人を動員した。でもそのお客様を僕は一般の方だとは思わない。一度観てくれたらみんな身内だと勝手に思っている。

コロナ対策は当たり前だ。

この状況下で公演をしたいのなら、それとは別に双方向の信頼と信用が必要だ。

そういう意味で自力が問われている。

きっとこの半年、友達と会っていない人なんてそうそういないだろうし、会社には行くし、学校もある。何も変わっていない。条件が厳しくなっただけだ。小劇場なんて元々厳しい状況だったよ!

声をかけ、熱を伝え、劇場に足を運んでもらって、やっと作品は評価される。

そこからもう一度始めればいいんだ。

みんな、そうしてきたんじゃないの?

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コレは7月公演の参加システム。

次の公演も素敵な参加システム用意してるんでよろしく!